巷で話題のドロップシッピングって知ってますか?
ドロップシッピングとは、個人が業者に代わり商品を宣伝・販売するネットショップ形態のひとつです。
商品提供業者が扱う商品を、自身のホームページに載せ、自由に決めた価格で販売し、在庫は持たず、商品は注文を業者に取り次いで配送してもらう形態です。
商品提供業者の卸値に、自由に利益設定をして販売でき、卸値と販売価格の差額分がネットショップの利益となるしくみです。ネットショップは注文を受け次第、注文情報を商品提供業者に転送することで、商品の発送を代行してもらうことができ、在庫を持たずに、商品に触ることなくネットショップを開くことができるしくみです。
一見、便利でお手軽なネットショップのようですが、通常の小売と違って、仕入れを行わないため利益率が低くなったり、手元に商品がない状態で売るため、商品のことがよくわからないといったデメリットもあります。
最近では商品の注文があっても「在庫がない」などとして商品を発送しない商品提供業者も存在し、思うように販売が伸びないことも多いようです。
トラブルも多発しており、注文が入らなかったり、商品が配送されなかったりするなど悪徳商法の一つではないかとして、最近マスメディアでも問題点が取り上げられ始め、国民生活センターへの相談も急増しているとのことです。
現物が無いものを販売するのって、何だか怖い気がするのは私だけでしょうか・・・
(2010/4/25 18:53)