不況で残業が減り、勤務時間は短くなったが、飲みにも行かず、家ではネット。
生活時間に関するアンケートで、男性ビジネスマンのこんな日常が浮かび上がりました。
大手電子機器メーカーの20歳から50歳までの男性ビジネスマン400人を対象にアンケート調査した結果です。
平日1日当たりの睡眠時間は、6時間2分と調査開始の30年までに比べ過去最短となりました。
食事時間も1時間9分で、1時間20分台だった過去3回の調査よりも短かくなり、勤務時間も8時間39分と前回2000年の調査から1時間近く減少しました。
仕事や睡眠など生活に必要な時間を除いたプライベートな時間では、ネットやメールに費やす時間が週に計7時間59分と最多となり、テレビは7時間52分で、調査開始以降初めて首位の座を譲る結果となりました。
本や新聞、雑誌を読む時間も2時間36分で、80年の8時間42分から大きく減り、「活字離れ」が如実になりました。
今回初めて項目に加わった「電子書籍を読む」は2時間9分でしたが、実際に読んでいると答えた人は14.5%にとどまった結果となりました。
際に読んでいないと答えた人は、おそらく電子書籍の読める端末で他の作業をしているのでしょうか。
(2010/11/27 9:12)