スーパーマーケットの売上高、16年連続減少です。
日本チェーンストア協会が22日発表した2012年のスーパー売上高は、12兆5340億円でした。
既存店ベースでは、前年実績を1.9%下回り、消費税率が5%に引き上げられた1997年から16年連続のマイナスとなったものです。
値下げ競争や、消費者の節約志向から顧客の買い上げ額が減少したほか、コンビニなど他業種との競争激化も響いたものとみています。
その昔、高度成長期には、地元の商店街で夕食の買い物をすることが習慣でした。
それが近所のスーパーマーケットに取って代わり、その後は多様化した店舗やインターネットでの買い物へと変化してきました。
今後この業界は、店舗を開設するだけでは売上が確保できなくなるかもしれません。
私が会社員を過ごした10年前は、まだ年末など祭りの賑わいでした。
今後、来店してモノを買う時代は、昔のこととなりそうです。
(2013/1/23 13:07)