おなじみ日本航空の話題です。
会社更生手続き中の日本航空が3月から募集していた早期退職に対し、予定数の2,700人を大幅に上回る応募があったことが16日、明らかになりました。
日本航空は具体的な応募人数を明らかにしていないが、全員が退職すると運航に支障が生じるため、一部の応募者を慰留したり、退職日を遅らせるなどの調整をする方針です。
早期退職の募集は、主力運航子会社の日本航空インターナショナルの1,700人が中心です。「賞与がゼロだったこともあり、若手の応募者が殺到した職場もあった」といい、再建の先行きが不透明なことから応募者数が膨れ上がったようです。
早期退職は、通常の退職金に加え、月給の6カ月分程度の割増退職金を支給するものです。
地上職と客室乗務員の部長級を皮切りに、整備技術職、パイロットなど全職種に募集対象を広げました。早い人は退職日5月末となっています。
日本航空はグループ従業員約5万人の削減計画を従来案の約1万5,700人から上積みし、現在は2010年度末までに1万6,400人程度削減する案を検討しています。
今後も早期退職を順次、募集していく方針です。
人員を削減して、安全かつ定期的に運行できるのなら、何の問題も無いことです。
また、削減できる人員がいるなら、新規の採用等で最初から雇用を調整すればよいのではないでしょうか?
まだまだ無駄な部分が残ってそうな会社です。
(2010/4/21 22:36)