高額療養費のはなし

高額療養費制度とは、国民全員が加入している公的医療保険制度の中で、医療保険加入者の自己負担額を増やさないように設定された制度です。

 

言い換えると、病院へ行って医療行為が行われた際に、財布の中のお金でなんとか支払いが済ませられるように枠組みされた便利な制度です。

高額療養費とは?

高額療養費のしくみとは、公的医療保険制度の中で、長期間入院通院しても一定額以上の自己負担額を払わなくてよくなる便利なものです。

たとえば、半年間入院しても医療費の自己負担金額は40万円程度で済むもので、月平均にすると約66.000円になる計算です。


ただし、半年間入院するということは相当重病と考えてよく、現在入院患者の平均入院数は23日で、その中で約7割の人は14日未満となっています。


簡単に一般的収入の人(会社員は標準報酬月額が53万円以下、自営業者は基礎控除後の総所得600万円以下)の場合、1月間の医療費が80.100円を超えると総額医療費から267.000円を引いた額の1%に80.100円を加えた額を自己負担すれば済むという訳です。


 

   <医療費100万円かかった場合>

 

最初の3月間は各月87.430円の自己負担額で済みます。


   80.100円+{(100万円−267.000円)×1%}=87.430円


4月目から自己負担額44.400円に下がるので、半年入院しても395.490円となります。

 

これに食事代23.400円(1月分)を加えると、最初の3月間が各月110.830円となり、4月目からは各月67800円かかる計算になります。

6月間合計で535.890円となり、月平均89.315円の自己負担額で済む計算になります

 


ご注意ください!

この制度は、限度額適用認定申請書を入院時に病院の窓口に提出した場合の適用となります。

また、入院時の差額ベット代高度先進医療を希望した場合は別途費用がかかります。