公的年金が2四半期ぶりにプラス。
公的年金を運用している独立行政法人の年金積立金管理運用(GPIF)は26日、2010年度第2四半期(7~9月期)の運用損益が1兆7725億円の黒字になったと発表しました。
株価が海外市場で上昇したためで、四半期ベースでは2期ぶりに黒字を確保しました。
運用利回りはプラス1.53%で、4~6月期はギリシャの金融危機の影響でマイナス2.94%に落ち込みましたが、その後プラスに転じたものです。
この結果、10年度上期(4~9月)運用実績は、1兆8173億円の赤字、利回りマイナス1.50%になりました。
(2010/11/26 18:51)