退職金事情です。
トヨタ自動車は、新たな退職金制度の導入を検討しているようです。
厚生年金の支給開始年齢が65歳まで段階的に引き上げられるのに対応するのが目的で、60歳で退職した従業員の年金開始前の生活費が不足しないよう、在職中に、毎月一定額を積み立て、退職後に支給する制度を新設する方向だそうです。
労使で協議を進めており、2013年度中にも導入したい考えです。
トヨタは、既存の企業年金と新制度の合計で、退職者が公的年金並みの約21万円を毎月受け取れるようにする方針です。
そのためには、18歳入社の従業員で、新たに月8000円程度の積み立てが必要と試算しているようです。
60歳から5年間年金が21万円支給される制度を導入するということは、来年4月からの「希望者全員65歳定年制度」の法改正に対して、逆行しているように感じますが・・
(2012/12/24 9:08)