2012年12月21日も無事に過ぎたようです。
マヤ暦が根拠とされる予言で「人類滅亡の日」といわれる21日、全世界は滅亡自体は今のところ起きていません。
ただ、デマで生活必需品の買い占めが起きたりした国々では、騒ぎを楽しむ人も加わって混乱が続いているようです。
中国では、ロウソクの買い占め騒ぎや、避難用の船やカプセルを造る人が各地に現れたりして、デマの背後にあるとみられる宗教集団への当局の摘発が続いているようです。
21日付の夕刊紙、「法制晩報」によりますと、拘束者は16の省や自治区で1300人を超えたようで、首都北京でも拘束者が出ています。
また買い占めなどが起きたロシアでも、プーチン大統領が20日の記者会見で「世の終わり」について聞かれ、「太陽が寿命を迎える45億年後に全てが終わる」と述べて21日の滅亡を否定しました。
メドベージェフ首相も、7日のテレビ討論番組で「私は世の終わりを信じない。今年は必ず終わるけれど」と冗談めいたコメントをしたようです。
世界中でお騒がせをしている、マヤの終末説も期日が過ぎてしまえば、ただのウワサだったのだと胸をなでおろすだけです。
(2012/12/23 9:03)