1.1倍
厚生労働省が29日発表した6月の有効求人倍率は、前月より0・01ポイント高い1・10倍でした。
同じ倍率だった1992年6月以来、22年ぶりの高水準となったものです。
総務省が発表した完全失業率は、前月より0・2ポイント上昇の3・7%だった。
悪化したのは、10カ月ぶりとのことです。
有効求人倍率は、ハローワークで仕事を探す人が1人につき何人分の仕事があるかを示すものです。
改善するのは、19カ月連続で、地域別では
愛知が1・57倍と全国で最も高く、東京が1・56倍で続いています。
なお、全国最低は沖縄県の0・68倍でした。
介護や食料品、自動車の製造業などで求人が増えており、正社員に限った有効求人倍率は、前月より0・01ポイント高い0・68倍で、公表している04年11月以降の最高値を3カ月続けて更新しました。