これはアメリカでのお話です。
4月3日発売のタブレット型パソコン「iPad」ですが、セキュリティソフト大手マカフィーは14日、「iPad詐欺メール」が急増しているとして注意喚起を行った模様です。
iPadは、動画や音楽、電子書籍などに対応する、スマートフォンとノートパソコンの間を埋めるとされる新製品として、関心を集めているのは日本も同じです。
同様にスパム業者の関心も集めているというこで、スパム業者は、iPadの人気や知名度を利用して、個人ユーザーや企業の機密情報を盗み出す方法を考案し、現在もっとも横行している手法は、「iPadが無料で手に入る」と称する詐欺メールだそうです。
日本だと「タダより高いものは無い」的考えがあるので、あまり問題にはならないと思いますがアメリカでは違うみたいです。
その詐欺メールでは「発送先の住所を教えてください」と話を持ちかけ、「iPadを無料で手に入れるには別の商品の購入が必要だ」と誘導し、最終的に「クレジットカード情報を提供してほしい」と求めるものとなっているそうです。
iPadが世間でより一般的になっていくにつれて、内容は巧妙化し、メールやソーシャルメディア、一般的な検索エンジン用語を使った詐欺が増えるだろうとマカフィーでは見ています。
同社は「メールやWebに書かれてある内容が正当なものかどうか疑がわしいと感じた場合は、その直感に従ってください。何らかの違和感を覚えた場合は、偽りである可能性が高いからです」と注意を呼びかけているそうです。
日本での発売予定は5/10となっているiPadですが、アメリカで流行ったものは必ず日本でも流行るので、詐欺メールには要注意ですね。
騙されてから、「タダより高いものはない」と気づいても遅いですから・・・
(2010/4/27 11:27)