収入よりも楽しさを重視し、良好な人間関係を求めます。
大阪商工会議所が、この春開いた新入社員向け講座の受講者らに仕事についての考え方を聞いたところ、新社会人のこんな意識が浮かび上がりました。
同所によると、2010年春から「ゆとり教育世代」が大卒で新入社員になり、企業から「これまでの新人と意識が違う」との声が寄せられるようになりました。
これを受け、今回初めて意識調査をすることにしたものです。
新入社員対象のビジネスマナーや、電話応対徹底トレーニングなど8講座を受けた543人にアンケートし、うち459人(男性296人、女性163人)から回答を得た結果です。
勤務先は大阪府内が95%で、従業員300人以下の中小企業がほとんどだそうです。
会社に望むことを尋ねたところ、86%が「人間関係が良好である」と答えたそうです。
そのほか、能力を発揮・向上できる(53%)、公平な評価・処遇(34%)、福利厚生の充実(32%)と続き、「給料が多い」は19%にとどまったそうです。
「給料が多い」ということが、意外に低いのでちょっとびっくりしています。
私の就職活動(シュウカツという言葉はありませんでした)の頃は、「給料が高い」ことは上位だったと記憶しております。
「モノ」より、「ココロ」 の時代が来たのでしょうか。
人としては大切なことですよね。
がんばれ、ゆとり世代!
バブル世代より、エールを送ります。
(2012/5/31 9:57)