第1号は福島の農業法人です。
東日本大震災で被災した中小事業者などのローンを買い取る「東日本大震災事業者再生支援機構」は16日、福島県内にある農業法人向けの貸出債権を地元金融機関から買い取り、事業再生を支援することを決めました。
3月5日に業務を開始した支援機構にとって初の支援案件となります。支援対象となる農業法人は、コメや野菜の販売を手掛けていましたが、津波で販売用在庫が全て流出し、事業継続が困難になっていたものです。
支援機構は二つの金融機関が持つ計8600万円の債権を買い取り、元本返済を5年間猶予し、一方で新たに運転資金を融資し、事業再建を支援するものです。
もっともっと、この機構を有効に活用して、一日も早く復活の福島を実現させましょう。
あらたな資源やエネルギーの拠点を福島から始めたら、きっと日本中がひとつになれることでしょう。
(2012/05/17 14:06)