雇用保険制度には高年齢者を60歳以降も継続して雇用している事業所に対して賃金の一部を負担してもらえる制度があります。
①60歳前から勤務している事業所に、継続して雇用される場合と
②いったん退職(離職)して、60歳以降に再雇用された場合の
2種類の給付金があります。
①は高年齢雇用継続基本給付金といい、
②は高年齢再就職給付金と言います。
以下で詳しく見てみましょう。
高年齢雇用継続給付金
<支給要件>
<賃金月額が30万円の場合の例>
→賃金が75%未満に低下していないので支給されません。
→低下率が66.67%で61%を超えているので16.340円支給されます
→低下率が60%で61%を超えているので27.000円支給されます
→低下率が2.67%で支給額が1.200円となるが、1.640円以下なので支給されない
|
高年齢雇用継続給付の早見表
低下率 | 支給率 | 低下率 | 支給率 |
75.00%以上 | 0.00% | 68.00% | 6.73% |
74.50% | 0.44% | 67.50% | 7.26% |
74.00% | 0.88% | 67.00% | 7.80% |
73.50% | 1.33% | 66.50% | 8.35% |
73.00% | 1.79% | 66.00% | 8.91% |
72.50% | 2.25% | 65.50% | 9.48% |
72.00% | 2.72% | 65.00% | 10.05% |
71.50% | 3.20% | 64.50% | 10.64% |
71.00% | 3.68% | 64.00% | 11.23% |
70.50% | 4.17% | 63.50% | 11.84% |
70.00% | 4.67% | 63.00% | 12.45% |
69.50% | 5.17% | 62.50% | 13.07% |
69.00% | 5.68% | 62.00% | 13.70% |
68.50% | 6.20% | 61.50% | 14.35% |
61.00%以下 | 15.00% |
サイト内検索
検索語句