東京電力は4日、経営合理化の一環として打ち出した退職者の年金削減について、1万5373人の対象者のうち、約83%に当たる約1万2700人の同意を取り付けたと発表しました。
同社は7月上旬に厚生労働省に制度変更を申請し、承認を受ければ10月支給分から減額するものです。
退職者の年金引き下げには、受給者の3分の2の同意が必要でした。
東電によると、高卒で入社し係長級で退職した人の場合、国民年金部分をのぞき、これまで月額11万~15万円だったのが10万~12万円に減るとのことです。
企業年金だけで、月額10万円もあるなんて、うらやましい話です。
給与良し、ボーナス良し、退職金に年金良しで、「顧客対応悪し」では世間は認めませんよ。
(2012/6/5 15:22)