厚生労働省が5月31日公表した4月の毎月勤労統計調査結果(事業所規模5人以上)によると、現金給与総額は前年同月比0.8%増の27万3,871円でした。
総実労働時間は0.5%増の150.6時間で、うち所定外労働時間は4.3%増の10.7時間、製造業の所定外労働時間は16.0%増の15.1時間(季節調整値では前月比0.9%減)でした。
また、総務省は5月30日、2011年の労働力調査年報をホームページに掲載しました。
これによると、11年平均の完全失業率は4.5%となり前年に比べ0.5ポイント低下したものとなりました。うち男性は前年比0.6ポイント低下の4.8%、女性は同0.4ポイント低下の4.1%でした。
給与が増え、失業率が減るということは、良い傾向と捉えていいのでしょうね。