労働相談のおはなしです。
東京都では、都内6か所の労働相談情報センターで、労働問題の相談に応じています。
平成24年度上半期の労働相談の状況は、以下のとおりとなりました。
相談件数は、引き続き高い水準で、相談件数は、27,041件で前年度同期(26,032件)より3.9%の増加となりました。相談項目のトップは「退職」、以下「解雇」「職場の嫌がらせ」となっています。
総相談項目総数は、51,616項目で、最多項目は、「退職」が11.2%。以下、「解雇」9.7%、「職場の嫌がらせ」7.6%でした。
「解雇」は、使用者の一方的な意思による雇用契約の終了であり、
「退職」は、使用者からの働きかけ(勧奨や強要)も多いようですが、労使合意に基づき雇用契約を終了するものが原則です。
職場の嫌がらせに関する相談は、21.5%増と大幅増加し、メンタルヘルス不調者に係る相談件数も、25.5%増と大幅増加したものとなりました。