今年の7月時点で、生活保護を受給している人は212万4669人で、戦後最多を更新しました。
前月に比べて9192人増えたものです。
受給世帯も過去最多で、154万9773世帯となり、前月より6989世帯増えました。
内訳では、高齢者世帯が67万1572世帯で4割を占め、最も多いものです。
病気やけがをした人の世帯は29万8703世帯、働ける世代を含む「その他」世帯は28万3062世帯でした。
生活保護費は、今年度予算で約3.7兆円です。
来年度は約3.9兆円になるとされていますが、厚労省は保護基準の見直しや、就労支援の強化、医療費の適正化などを進めることにしているようです。