6月時点で、生活保護を受けている人は、211万5477人で、前月より4661人増え、過去最多を更新しました。
厚生労働省が26日、速報値を発表したものです。
受給者数は、2008年のリーマン・ショック以降は月に1万人ペースで増えていましたが、今回増加数はこれまでに比べ少なくなってきています。
厚労省は「経済状況が落ち着いてきている影響が大きいのではないか」とみているそうです。
受給世帯は154万2784世帯で、前月より4688世帯増加でこちらも過去最多となり、内訳は、高齢者世帯がもっとも多く66万8568世帯、病気やけがをした人の世帯は、29万8509世帯、働ける世代を含む「その他」は28万499世帯でした。