総務省が本日発表した7月の労働力調査によると、完全失業率は、前月から横ばいの4.3%でした。
また、厚生労働省が同日発表した7月の有効求人倍率は、前月を0.01ポイント上回る0.83倍となり、14カ月連続で改善したものとなりました。
完全失業率は4%台半ばで一進一退が続いており、男性が4.5%、女性が4.1%でした。
完全失業者数は、前月より1万人増加の282万人、就業者数は、前月比3万人減の6269万人でした。
東日本大震災の被災3県の有効求人倍率は、宮城1.09倍、福島1.03倍、岩手1.01倍と、いずれも1倍を超え、全国平均を大きく上回っていますが、宮城は前月を0.05ポイント下回ったものでした。
有効求人数は、3県とも今年6〜7月を境に減り始めており、復興需要による求人増が頭打ちになった可能性があるとの見方が多いようです。