所得税とは、法人税、消費税と並んで「基幹3税」と呼ばれ、給与などの所得に係る税金です。
一般に、収入が高い高所得者から多く払ってもらい、収入が少ない低所得者のための社会保障等に使われています。
2007年以降、所得に応じた税率が6段階になっており、
課税所得が195万円以下は5%、330万円以下は10%、695万円以下は20%となっていて、最も高い税率は課税所得1800万円超で40%となっています。
課税所得が2000万円でも1億円でも税率が40%となっているので、お金持ちほど手元にお金が残ると指摘が多くあります。
1980年代前半は、課税所得が8000万円超だと最高税率75%が適用されていたのですが、「お金を儲けるために努力する意欲が無くなる」との指摘があり、現在の40%に落ち着いたものとなりました。