基本給、13カ月ぶり増加しました。
厚生労働省が6日発表した1月の毎月勤労統計調査によると、基本給は24万2642円で、前年同月と比べ0.3%増えました。
増加は2010年12月以来、13カ月ぶりです。
残業代も1.2%増の1万8432円と、5カ月連続で増えものとなり、東日本大震災などで打撃を受けた企業活動の、正常化に伴い賃金水準も回復しているとみられています。
残業の時間も、1.0%増と2カ月連続して増えました。
ただ、賞与がやや減少したため、すべてを合わせた現金給与総額は、前年同月とほぼ同水準の27万3318円でした。