2011年は、31万6792円でした。
厚生労働省が17日発表した毎月勤労統計調査の確報によると、基本給や残業代、ボーナスなどを合わせた2011年の現金給与総額は、前年比0.2%減の31万6792円と、2年ぶりに前年を下回りました。
景気回復の遅れに加え、給与水準が相対的に低いパート社員の比率の増加が響いたものでした。
調査を開始した1990年以降、リーマン・ショックの影響を受けた09年に次いで過去2番目に低い水準となったものでした。
内訳は、基本給など「所定内給与」が0.4%減の24万4001円、残業代など「所定外給与」が0.9%増の1万8372円、ボーナスなど「特別に支払われた給与」は0.7%増の5万4419円でした。
パートタイム労働者数は2.0%増の1252万5000人となりました。