生命保険契約者保護機構とは、生命保険会社が経営破綻した場合、破綻会社が保有する保険契約が継続できるよう資金援助などをする組織です。
預金者を保護する「預金保険機構」の生命保険版で、1998年12月に設立されたものです。
国内の全生保が加入しており、機構の業務は生保各社の負担金を財源に、資金援助を行うものです。
破綻した生保4社に対し計5811億円を支援したこともあり、経営を継承する保険会社があれば、必要に応じ破綻会社の保険金支払いを補償した上で契約を移転させ、ないときは機構自らが受け皿会社を設立し、業務を引き継ぐいだりする業務を行っています。