除染とは、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質を、土壌や建物から取り除くことです。
側溝の泥を取ったり、校庭などの土の表面を剥いだりする対策を取ることで、放射性セシウムなどの濃度を下げることです。
国は年間被ばく線量が1ミリシーベルト以上となる地域を除染対象とする方針で、福島県内の警戒区域や計画的避難区域は国が直接実施し、それ以外の地域では国の財政支援を受けながら、自治体が計画を立てて行うものです。
ちなみにこの記事を書いている時点で販売されている広辞苑には、「除染」なる言葉は載っていません。