JR北海道に是正勧告です。上限超す時間外労働が原因とみられています。JR北海道は7日、労使協定で定められた協議を経ずに、社員に上限を超える時間外労働をさせたのは労働基準法違反に当たるとして、札幌中央労働基準監督署から是正勧告を受けたことを明らかにしました。
勧告は7月21日付です。
勧告を受けた後に同社が実施した社内調査によると、過去3年間で延べ約450人が、1カ月の上限の45時間を超えて時間外労働をしていたものです。
同じ期間で延べ約100人が年間360時間の上限を超えて時間外労働をしていたことも確認されました。
札幌市の本社で記者会見した島田修総務部長は「以前にも同様の例があったとみられる。重大な違反を続け、深くおわびする」と述べ、時間外労働の管理を徹底するとしました。