最低賃金 、2010年度は平均730円に!
厚生労働省が2010年度の最低賃金に関する地方最低賃金審議会による答申結果を発表し、引上げの目安は全国平均で17円となり、全国加重平均額が730円となったことがわかりました。都道府県労働局による正式決定の後、今年10月からの発効の予定です。
(平成22年度地域別最低賃金のポイント)
・ 全国の加重平均額は730円(昨年度は713円)。
・ 引上げ額は時間額10円から30円で、現在の仕組みとなった平成14年度以降最大の全国加重平均17円の引上げ。
・ 最低賃金額の分布は642円(鳥取、島根、高知、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島、沖縄県の8県)から821円(東京都)まで。
・ 最低賃金が生活保護水準を下回る額(以下「差額」)がある12都道府県(北海道、青森、宮城、秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島)のうち、北海道、宮城、東京、神奈川、広島を除く7府県は差額を解消する。