日の丸家電御三家の台所事情が、火の車です。
国内を代表する電機メーカー「パナソニック」は、今年度の決算が7650億円の巨額赤字になる見通しを明らかにしました。
パナソニックは31日、今年度の決算が黒字の予想から7650億円の赤字になるという見通しを示しました。過去2番目の大きな赤字で、63年ぶりに株主配当を見送り、事業を拡大する路線から採算を重視する経営に転換する方針です。
また、経営再建中の「シャープ」も、赤字が4500億円規模と過去最大になることが分かりました。
は当初、今年度の決算について2500億円の赤字を予想していました。
しかし、主力の液晶テレビ事業などの不振が響き、赤字は当初の2倍近い4500億円規模と過去最大になる見通しです。
また、こちらも日本を代表するメーカーの「ソニー」は、1日発表した9月中間連結決算は、最終損益が401億円の赤字となりました。
ただ営業利益は、前年同期を41.2%上回る365億円となり、収益力が徐々に回復してきたようです。
どれも日本を代表する製造業です。
きっと近いうちに復活してくれることでしょう。
(20123/11/2 09:21)