2020最低賃金

今年も10月1日から、2020(令和2)年度の地域別最低賃金額が改定、発効しました。

 

今年度は、新型コロナウイルスによる経済・雇用への影響を踏まえ、中央最低賃金審議会は「引上げ額の目安を示すことは困難であり、現行水準を維持することが適当」と答申し、引上げ額の目安が示されず各都道府県の地方最低賃金審議会での判断に委ねられることになりました。

今年度の地域別最低賃金は、7都道府県(北海道、東京都、静岡県、京都府、大阪府、広島県、山口県)が改定をせずに「据え置き」となり、その他の地域も1円から3円の引上げにとどまりました。

全国加重平均は902円で前年度より1円の引上げとなりました。

また、最低賃金が最も高い東京都(1,013円)と最も低い地域(秋田県、鳥取県、島根県、高知県、佐賀県、大分県、沖縄県の7県(792円))の金額差は221円(昨年度は223円)でした。

地域間格差は若干縮まりましたが、依然として深刻な問題となっています。

日本の最低賃金は、他の先進国よりも低く、

前の安倍内閣では、年3%の引上げを明言し、昨年度は初めて1,000円を超す都県が誕生しました。

 

また、早期の全国加重平均1,000円への引上げを目標に掲げていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって雇用が落ち込み、引上げにブレーキがかかってしまいました。

政権が変わり、今後の最低賃金の引上げにどのように対応するかが注目されます。


【 地域別最低賃金の全国一覧 】