快適環境
労働者にとって職場は、長い時間を過ごす場所です。
その環境が適切であるか否かで、仕事の効率やモチベーションにも大きな影響を及ぼします。
快適な職場環境を整えることで、労働災害の防止、健康障害の防止、職場の活性化が期待できることから、多くの企業が、労働者が「働きやすい」と感じられる職場環境づくりに取り組んでいます。
事務所の環境を左右する諸要素(室温・湿度・明るさ・清潔・リラックス等)については、「事務所衛生基準規則」で適切な数値等が定められています。
室温が17度以上28度以下に保たれているか?
湿度が40%以上70%以下に保たれているか?
照度が通常150ルクス以上、精密作業時には300ルクス以上になっているか?
換気が適切に行われているか(一酸化炭素50ppm以下、炭酸ガス0.5%以下)?
飲用水の供給や、トイレ設備の維持・管理は適切か?
救護用具が揃っているか?
休憩室が設置されているか?
以上、不適切な部分があったら、改善することをお勧めいたします。
また、事務所内を快適に保つためには、定期的なチェックが欠かせません。
2カ月に1回を目安に、確認しましょう。