仕事休もっ化計画
厚生労働省が、今夏の連続休暇取得促進に向けて「仕事休もっ化計画」と銘打ったキャンペーンを展開しています。
ホームページでは、労働者、事業主それぞれに向けたリーフレットを公開しているほか、平成30年度から始まった「キッズウィーク」についても紹介されています。
キッズウィークとは、地域ごとに学校の夏休みなどの長期休業日を分散化することで、大人と子供が一緒にまとまった休日を過ごす機会を創出しやすくするための取組みで、平成30年度から始まりました。
キッズウィークの推進は、働き方改革と表裏一体の、いわば休み方改革の推進でもあり、厚生労働省は、労働時間等設定改善法に基づく指針を改正し、働く人が子どもの学校休業日や地域のイベント等に合わせて年次有給休暇を取得できるよう事業主に配慮を求めています。
ちなみに、今年の夏は、週休2日制の企業で、8月13日(月)から15日(水)を夏季休暇(お盆休み)とした場合には、16日(木)と17日(金)に年次有給休暇をプラスすると9連休の大型連休になるため、事業主には、年次有給休暇を取得しやすい環境づくりや、年次有給休暇の「計画的付与制度」の活用を推奨しています。
業種・業態による繁閑の差などはありますが、業務の効率性や労働者のリフレッシュなどを勘案し、検討してみてはいかがでしょうか。