損害保険大手各社は、来年10月から、事故を起こしたドライバーの自動車保険料を大幅に上げる方向で調整に入ったそうです。

 

いまの制度に比べて、最大5割超の値上げとなる見込みです。

事故防止と自動車保険事業の収支改善が狙いですが、事故を起こした人にとっては厳しい制度になります。

 

現在、自動車保険の契約者には1~20の等級が割り当てられています。

等級が上がるほど、保険料をたくさん割り引き、無事故なら翌年に1等級上がり、保険料は安くなります。

一方、事故を起こせば3等級下がり、保険料が高くなるしくみです。

 

ところが、新しい制度では、事故を起こした人については、事故後3年間は通常よりも保険料を割高にして、「ペナルティー」を科すものです。

事故を起こすと、等級が下がるだけではなく、特別に高くした保険料が適用されるため、ドライバーにとっては「二重の値上げ」になるものです。

 

新しい等級制度は、損保各社が加盟し、保険料率の目安などを示す「損害保険料率算出機構」が昨秋に公表したものです。

損保各社がいつから導入するかが焦点になっていたものです。

 

事故を起こして滅入っているところに、二重の保険料が科せられるとなると、若年者の「車離れ」が益々加速しそうです。

(2012/4/25 12:24)

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