夏の電力0.4%不足か。


政府は23日、今夏の電力需要や供給能力について議論する需給検証委員会の初会合を開催しました。

電力各社が政府に提出した今夏の需給見通しによると、原発が再稼働せず、2010年並みの猛暑になった場合、電力需要が高まる8月に全国で0.4%の電力不足が生じると推定しました。

 

特に、原発11基を抱える関西電力では16.3%の不足を見込んでおります。

電力不足の恐れがあるのは関西電力に加え、九州電力(3.7%)と北海道電力(3.1%)の3社となっております。

 

一方、東京電力は、節電が定着したこともあり4.5%の余剰を見込んでいます。

発電施設に占める火力発電所の比率が高い中部電力(5.2%)や中国電力(4.5%)も十分な供給余力を確保する見通しです。

神頼みでも効果があるのなら、猛暑にならないことを祈るばかりです。

(2012/04/23 21:47)
 

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