今朝の朝日新聞1面からです。
「日航 操縦士370人退職迫る (50歳以上・病欠多い人)」
経営破たんしている日本航空はこれまで何度も早期退職者希望を募り、従業員を減らしてきました。
ここへきて操縦士の整理解雇へと踏み出しています。
私のこのコーナーでずっと追いかけてきた日本航空の今後の行く末。
前回はこんな記事になっていました。
航空業界に特別詳しいわけではありませんので憶測と邪推にすぎませんが、単純に
「そんなに人を減らして大丈夫?」
と思います。
日本航空に関しては全従業員の3分の1を減らす計画を大々的に打ち出しています。
安全第一の航空業界でベテランの操縦士を整理解雇し、利用者は安心して飛行機に乗れると思いますか?
少なくとも私はこう考えます。
「どうして3分の1も従業員が減らせるくらい人が余っているのでしょうか?無計画に人を雇うから経営破たんするのであり、雇ったのなら経営者の責任で最後まで雇ってください。最後までとは決して定年までの意味ではありません。
それが会社が社会に対する責任ではないですか。ひとは物を扱うように、買ったり捨てたりはできないものですよ。役員報酬カットや業務縮小などやるべきことをすべて行ってから初めて、従業員に声をかけてください。」
(2010/10/8 10:23)