製造業の就業者が51年ぶり1千万人割れとなりました。
昨年12月の製造業の就業者が、前年同月比35万人減の998万人となり、1961年6月以来、51年ぶりに1000万人を割り込んだことが総務省の労働力調査で分かりました。
92年10月のピーク時には、1603万人に上りましたが、為替相場の円高長期化により、生産拠点の海外移転や、効率化が進み、減少傾向が続いていたものです。
「MADE IN JAPAN」が世界を席巻して、はや30年が過ぎようとしています。
「ものつくり」は、日本人の誇りであり、最大の長所です。
最も日本人らしい産業ではないでしょうか。
コツコツと良いものを、黙ってつくる。
昭和の日本人が美徳としたこの魂を、平成の今、私たちが継いでいかなければならない気がします。
先輩たちが築いた財産を、大事にしていきたいものです。
(2013/2/1 13:28)