経済産業省は、26日スマートフォンを使って外出先からエアコンなどの家電製品を遠隔操作できるようにするため、規制を緩和する方針を固めました。
安全上の問題から家電の遠隔操作を原則禁じている電気用品安全法の解釈を見直し、今春に通達を改正するようです。
電機メーカーのスマホと連携した家電開発を後押しし、成長戦略に弾みをつけるものです。
電気用品安全法は、家電が原因の火災や感電などを防止することなどを目的に、昭和37年に施行されたものです。
スマホを使ってインターネット経由で家電を遠隔操作することは想定されておらず、近距離で使うリモコンを除けば、事実上屋外からの家電の遠隔操作は禁止されています。
このため、パナソニックは昨年10月に発売したエアコンの新製品から、遠隔操作で電源を入れる機能を削除しました。
すでにスマホによる遠隔操作の技術が確立されているにも関わらず、法律が商品開発の「壁」となっていたものです。
このため、経産省は電気用品安全法の運用基準を実情に合ったものに見直し、エアコンやテレビなどのAV機器、照明などはスマホを使って遠隔操作できるようにするものです。
メーカーの商品設計の自由度が増し、遠隔操作できる家電製品が増えることで、消費者にとっても利便性が高まりそうです。
ただ、安全上の問題から、電気ストーブの遠隔操作は禁じる方針だそうです。
現在でもエアコンや照明などの複数の電気製品を、「システム全体」として制御しスマホで遠隔操作することは、家電製品を規制する電気用品安全法の対象にはなりません。
このため、すでにNTTドコモが携帯電話を使ってエアコンなどを遠隔操作できるシステムを、住宅メーカーやマンションデベロッパーなど企業向けに販売してます。
素朴な疑問ですが、エアコンや照明を外から遠隔操作が出来るようになったことで、
全く便利さを感じないのは、私だけでしょうか??
私にとって 「お掃除ロボット 」と同じくらい、不用に思えますが・・・
(2013/1/28 13:11)