黒字で、従業員の給与を増やした企業は、減税対象になります。
政府・自民党は2013年度税制改正で検討している、給料を増やした企業への減税規模を、年間約1千億円とする方針で固めました。
増やした総額の1割を法人税から差し引けるため、従業員の月給やボーナスが、年1兆円程度増える計算になります。
日本の雇用者数は、約5500万人なので、「黒字で人件費を増やした企業」のみが減税の対象ですが、
単純計算すると、雇用者1人あたり年約2万円、月給やボーナスが増えることになります。
お給料が年2万円増えても、1年間に支払う消費税増額分のほうが、圧倒的に多い計算になるので、手放しでは喜べません。
疑問なのですが、
このご時勢、「黒字で、人件費を増やした企業」ってどのくらいあるのでしょうか??
(2013/1/25 9:54)