裁判員制度の施行3年を機に、最高裁判所が裁判員裁判の実施状況を初めて検証した報告書を7日に公表しました。 

 

本来の裁判員制度は、審理の迅速化を目指したものですが、起訴から1審判決までの平均審理期間は、従来の裁判官だけの裁判の6.6か月から8.5か月と、長期化している結果となりました。

公判前に、争点を絞り込む公判前整理手続きが長引いたことが原因としているとされています。
 
報告書では、2006~08年の裁判官裁判と、2009年5月~今年5月の裁判員裁判を比較し、公判前整理手続きの期間は、裁判官裁判での2.9か月から5.9か月に倍増した結果となったものです。

被告が否認している事件では、3・7か月から7・7か月に延びていました。
 
最高裁は、弁護側からの書面提出や、弁護側と検察、裁判所の打ち合わせに時間がかかり過ぎているためと分析し、今後は、「短縮化の努力が必要」として、特に弁護側の態勢充実を求めているそうです。

 

単純に、裁判員による裁判は、法律の専門家ではない人にも法律のことを説明する時間が必要なので、時間がかかることは事前に予測がつく範囲です。

最良の裁判が行われることだけが望まれるところだと思います。
(2012/12/8 10:06)

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