今度は神奈川県で発覚しました。
神奈川県相模原市で昨年度、時間外勤務が計1000時間を超えた職員が14人いたことが分かり、最長では1369時間に上っていたことが6日、分かりました。
同市の梅沢道雄総務局長は、「このような状況になったのは非常に残念。職員の健康管理、効率的な行政運営を管理職に徹底する」としているそうです。
市によると、14人の内訳は財務課6人、市民協働推進課3人、渉外課2人となっています。
残業時間が最長だったのは、市民協働推進課の40歳代の男性総括副主幹で、手当は約582万円だったそうです。
同課は、「今年の3月議会と6月議会で所管する条例を4本提案し、昨年度はその準備に追われた」と説明しています。
昨年度の残業が、計1000時間を超えた職員は、同市以外でも、さいたま市で79人、埼玉県で20人いたことが明らかになっています。
良識を超えた残業時間と支給額になっていることは、一目瞭然です。
管理者責任が問われ、しかるべき処置を講ずるべきではないでしょうか。
管理意識の低さが露呈した、なんとも呆れた事態です。
(2012/11/7 15:36)