浅漬けのこわい話です。
全国の浅漬け製造業者のうち、8割近くに食材の殺菌上の不備があることが、厚生労働省による立ち入り調査でわかりました。
製造施設の清掃や、室温など衛生管理の不備も6割に上りました。
厚労省は漬物の衛生管理を定めた通知を改正し、浅漬けの原材料の塩素消毒や温度管理の指導を強化するものとみられています。
北海道で8月に発生した白菜の浅漬けによる腸管出血性大腸菌Oー157の食中毒を受け、都道府県などを通じて調べた結果、9月中旬までに調査した2282施設の状況についての報告です。
食材を殺菌していなかったり、殺菌の記録がなかったりしたのは76%にあたる1729施設、施設の衛生管理の不備でも65%の1488施設を指導したそうです。
原料や工程、記録などの22の調査項目のうち、8割以上が適正だったのは31%、717施設にとどまりました。
安心して買っていた食料品が、ここまでずさんな管理方法で保管管理されていたとは・・
何を基準に買ったらよいか、判断が難しいです。
(2012/10/1 16:58)