内閣府が13日発表した4〜6月期のGDP(国内総生産)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率で1.4%増となりました。
東日本大震災の復興関連の公共投資や、民間設備投資が増えたことが寄与し、4四半期連続のプラス成長となったものです。
ただ、世界経済の低迷で輸出が鈍化した上個人消費も減速して、成長率は小幅にとどまったようです。
13日記者会見した古川経済財政担当相は「景気は内需にけん引される形で上向きの動きが続いている。7〜9月期以降も緩やかな成長が見込まれる」と語ったそうです。
消費税増税前に、消費が活発化するのは必至でしょう。
(2012/08/13 16:23)