旬な話題です。
ロンドン五輪の日程が、ちょっとした問題となっている選手たちがいます。
ちょうどラマダン(断食月)に入ったイスラム教徒たちです。
今大会に参加するイスラム教徒は約3500人で、ラマダンに入ると、イスラム教徒は日の出から日没まで飲食が禁じられます。その代わり、夜明けまで食事を続けられます。
イスラム暦は、うるう月のない太陰暦のため、ラマダンは毎年11日ずつ早まります。今年は、7月20日から8月18日までで、大会期間がまるまる含まれるものとなりました。
大会組織委員会は、選手村の食堂で、ラマダンに合わせて深夜でも食事がとれるよう対応を整えているとしています。
アラブ首長国連邦(UAE)の役員は「まったく問題ない。我々は、断食に慣れっこだから。それにおなかいっぱいだと、逆に力なんて出ないだろう?」 」といっているそうですが、選手たちは果たして力が思い切りだせるかどうか ? ですよね。
(2012/7/25 13:36)