電機大手のシャープが、初めての大規模な人員削減の検討に入ったことが明らかになりました。
これまでは配置転換などで雇用を守る経営を掲げてきましたが、2012年3月期決算が過去最悪の赤字となり、4〜6月期も主力の液晶やテレビ事業の不振が続いたため、方針転換に踏み切る模様です。
シャープの従業員数は単体で約2万1千人。
海外を含むグループで約6万4千人おり、今回の削減は最大で数千人規模となる可能性もあるそうです。国内外で、全社的な希望退職を募集する方向で、近く労働組合との協議に入る見込みです。
希望退職の募集は、1950年に1度実施しましたが、その後は創業者の意向もあってしてこなかったそうです。
ここへきて、大手製造業も軒並み人員削減へと転換しつつあります。
日本のお家芸の「モノつくり」と、「真似できない繊細な技術」
復活して下さい。
made in Japan 再び世界へ!
(2012/7/24 15:35)