気象庁は10日、ペルー沖の太平洋で今夏、「エルニーニョ現象」が発生する可能性が高いと発表しました。
エルニーニョ現象は、ペルー沖の赤道付近で海面水温が平年より0・5度以上高くなり、これが6か月以上続く状態のことです。
日本では、冷夏や暖冬になる傾向が強いようで、同庁は9月までの気温を、沖縄・奄美と西日本で高温傾向、東日本でやや高温傾向、北日本で平年並みと予想していますが、今後、修正される可能性があるとのことです。
2009年夏に、この現象が発生した際は、日照時間が短くなるなどの影響が出ました。
猛暑だと、電力が心配ですし、冷夏だと作物への影響が心配です。
子どもころの夏は、7月から徐々に暑くなり出し、8月上旬にピークを迎え、 8月の下旬には秋の気配を感じたものでした。
こういう風情は、もう叶わないのかと考えると、寂しくなってきますね。
(2012/7/11 10:21)