世界で原発による発電量は、2011年に2兆5180億キロワット時となり、前年より4.3%減ったことが分かりました。
英仏のコンサルタントらが6日、報告書をまとめたものです。
東京電力福島第一原発の事故が、主な落ち込みの原因と分析しています。
報告書によると、日本で1240億キロワット時、ドイツで310億キロワット時減り、世界の総発電量に占める原発の割合も11%となり、1993年の17%から減ったとのことです。
事故などで福島第一、第二計10基のほか、ドイツ8基、英国1基の計19基が、2011年の1年間に廃炉や将来的に再稼働が困難となり、日本の事故以降、ドイツ、ベルギー、スイス、台湾なども、脱原発の方針を決めています。
報告書は「福島の原発事故が世界の原発開発に影響を及ぼし続けている」と指摘しています。
現在の原発の発電工程から、危険度を取り除くことはできないものでしょうか。
原発の存続の善し悪しより、資源エネルギーは危険でないものであってほしいと思います。
(2012/7/8 8:21)