夏の電力不足に備え、本日より沖縄電力をのぞく9電力会社の管内で、「節電期間」がスタートしました。
関西電力など7電力は、猛暑だった2010年夏に比べて5~15%の節電目標をたて、関電の大飯原発3号機が7月上旬にフル稼働すれば、3~10%に引き下げる目標です。
東北、東京電力は電力に余裕があり、今夏は数値目標を設けません。
節電期間は9月7日まで続きます。
節電は、平日午前9時から午後8時に呼びかけるもので、午前7~9時間と、午後8時~翌午前1時間も無理のない範囲で協力を求めるものです。
朝や夜に水をくみあげ、昼のピーク時に放水して電気をつくる揚水発電の能力を高められるからだそうです。
電力不足が大きい北海道、関西、四国、九州の4電力では、地域を決めて順番に電気を止める「計画停電」も準備しています。
猛暑で計画停電なんて、最悪のシナリオは、なんとしても避けたいものです。
8月九州に帰省する時は、東京にいる時以上に、電気使用に敏感になろうと思います。
(2012/7/2 11:01)