政府は再稼働作業中の関西電力大飯原子力発電所3号機のフル稼働が確認されれば、猛暑だった2010年比で15%以上としていた関電管内の節電目標を10%に引き下げる方針を固めました。
関電に電力を融通するため5%以上の節電を求めていた北陸、中部、中国電力の目標も若干引き下げるようです。
大飯原発3号機は、最短で7月4日に発電を始め、7月8日にフル稼働する予定で、その後、節電目標を緩和する予定です。
22日に開くエネルギー・環境会議と電力需給に関する検討会合で正式に決定されます。
3、4号機がそろってフル稼働するのは、早くて7月24日になる見通しで、その後の節電目標は改めて決めるそうです。
一方、関西や九州、四国、北海道の4電力会社管内では、電力の使用率が99%を超える見通しとなった時点で、計画停電を実施させる方針です。
原発が稼動すると、数値だけ見ていると、いいところばかり見えます。
未来を考え、期限付きの稼動でありますように。
(2012/6/22 14:03)