日本航空は、今月20日に東京証券取引所の第1部に上場を申請する方針を固めたことが18日、明らかになりました。
承認を受ければ、日本航空は、今年9月中旬に再上場し、2010年2月の上場廃止から約2年7カ月ぶりに株式市場に復帰するようです。
日航は、20日に開催する株主総会で説明した後、即日申請する方針だそうです。
日航の再建を主導する企業再生支援機構は、既に東証と調整を進めており、上場日を9月19日とする方向です。再上場に合わせ日航株(保有比率9割超)を売りす予定で、上場時の株価は今後算定するようですが、財務・経営基盤が強固になったということで、時価総額は5000億~7000億円に達するとの見方です。
機構は日航への出資分を好条件で回収できる見通しで、日航劇場も終焉を迎えようとしております。
この欄で、ずっと経過を見守ってきた日本航空の行く末ですが、そろそろ卒業の時が来たようです。
通常ならば、倒産しているはずの超巨大企業。
半官半民だと揶揄されてきた昭和の基幹企業。
国民の税金で救済してもらったことを忘れず、今後は企業活動してほしいものです。
(2012/6/19 8:17)