電気自動車のバッテリーなどに使える、安価で大容量のリチウムイオン充電池を、東北大の研究チームが開発したそうです。
コバルトなどのレアメタルを使わないためコストダウンできるほか、重量当たりの蓄電容量も従来の約2倍に増えるそうです。
この論文は、12日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されました。
同じ重さの従来型電池の約2倍電気をためることができ、170回以上の充放電を繰り返しても性能を維持した実験結果もあるそうです。
この研究チームは、「実用化に向け、より容量を増やすほか、500~600回の充放電ができるように改良を続ける」と話しているそうです。
レアメタルのほとんどを輸入に頼っている我が国にとっては、商品化が待ちどおしいニュースです。
(2012/06/13 16:20)