私が高校時代を過ごした街でのニュースです。
佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は4日、音楽・映像ソフトのレンタル・販売を手がける「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、市立図書館の運営について提携に合意したと発表しました。
年間34日ある休館日が年中無休になり、開館時間も8時間から12時間に延びる、としています。
市によると、CCCが公立図書館の運営に乗り出すのは全国初です。
市民が現在持っている図書カードは、TSUTAYAなどの提携店で使える「Tカード」に置き換わり、図書館の本を借りれば、ポイントサービスが付くそうです。
館内にはカフェを設け、雑誌が自由に読めるほか、収蔵物以外のDVD・CDを有料でレンタル出来るスペースを設け、雑誌や文具も販売するそうです。
借りる本と買える本が同居するなんて、なかなか思いつかないアイデアですが、図書館の集客力を販売につなげられれば、商機となりえることでしょう。
図書館で本を借りたポイントで書籍が購入できるなんて、武雄市民はうらやましい限りです。
(2012/5/7 10:27)