お米の話です。
国産米の価格上昇や品薄を背景に、小売りや外食の一部で中国産など割安な輸入米の取り扱いが拡大しています。
安価に流通する外国産米は、国産米に比べればごくわずですが、以前に比べると消費者の外国産米への抵抗感は和らいでいるようです。
味も向上しており、売り切れが出るスーパーもあるようです。
スーパー大手の西友は、関東と静岡県の149店舗で3月から中国・吉林省産米の販売を始めました。
国産の低価格米の不足を懸念し、販売に踏み切ったようです。
価格は5キロで1299円と、同社で扱っている国産低価格米より約350円安いものです。
中国産であることを明記し、残留農薬のチェックもアピールしてあります。
計画を上回る売れ行きで「売り切れ店も出た」とのことです。
日本人の食生活に欠かせないお米にも、今後変化が見られるようです。
純国産が当たり前だったお米も、高品質な外国米なら受け入れざるを得なくなることでしょう。
産地を隠して、一度、食べてみたいものです。
(2012/5/6 10:16)